1953-07-08 第16回国会 衆議院 予算委員会 第18号
昨日も申し上げましたように、いわゆる警備計画なるものは、将来日本の治安情勢の変化によつて警備力を増強する必要のある場合に、どうしたらよいかという一応の見当を私自身につけたい、こういう考えで試案をつくつたわけであります。従いましてこれはもとより関係各省との協議を経たものでもないことはもちろん、庁内においてもこれは問題になつていないのであります。
昨日も申し上げましたように、いわゆる警備計画なるものは、将来日本の治安情勢の変化によつて警備力を増強する必要のある場合に、どうしたらよいかという一応の見当を私自身につけたい、こういう考えで試案をつくつたわけであります。従いましてこれはもとより関係各省との協議を経たものでもないことはもちろん、庁内においてもこれは問題になつていないのであります。
御要求のうち、いわゆる警備計画の案なるものにつきましては、これは将来わが国の治安情勢の変化に伴つて、警備力の増加を必要とするようになつた場合において、いかにしたらよいかという私の心構えとして、一応の見当をつけるために案をつくらしたものであります。これにつきましては、関係各庁と全然協議したものではないばかりか、保安庁内部におきましても、協議を経ておるものではないのであります。
ただ私といたしましては、将来、日本の治安情勢の変化によつて警備力を増加しなければならない場合に当つて、どれくらい増加すべきであるかということの一応の見当だけを付けたい、こう考えておつた次第であります。
総理の手元に出したというのは、これは私は九州一の出張の途次、たまたま他に要件があつたのでありますから、自分の心構えとして、いわゆる将来の日本の治安情勢によつて警備力を増加する必要のある場合に、どれくらいの点まで増加すべきであるかという一応の試案であるからということで、これはもとより総理は私の直属長官でありますから、これを何したところが、総理は、まだ不確定の案ならば、さらに確定の案ができた上にしてもらいたいということで
ただ私といたしましては、国内情勢の変化に伴つて警備力を増加する必要がある場合に、どれくらいの程度まで増加すべきであるかという点について、自分で見当をつけたい——もちろんこの計画にいたしましても、各方面の連絡がなければいかぬのであります。すなわち大蔵省、経済審議庁、あるいは通産省、運輸省と連絡をとらなければさような確定案はできないはずであります。